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日本よりも進化した中国を見た【上海旅行】

日本よりも進化した中国を見た【上海旅行】

8月終わりの週末に上海へ行ってきました。

世界一周特典航空券が北京出発だったので、最後中国へ戻るビジネスクラスが残っていたため、それを使っての旅となりました。

上海は3、4回は行ったことがあったので、今回はいわゆるメジャーな観光地ではなくて、日本でも話題になっている「中国の注目ビジネス」を中心に見て、聞いてきました。

今回訪れた場所・体験したこと

・おしゃれ過ぎる上海料理のお店「荷風細雨(He’s House)」

・アリババが運営するキャッシュレススーパー「盒马鮮生(フーマー)」

・待っている人7人なのに待ち時間100分の「HEYTEA(喜茶)」

・のんびりさせる気ゼロ、でも話題の「Luckin coffee」

・アルミホイルが鍋&皿代わりのアサリが売りの鍋料理屋さん

・日本より先にオープンした「スターバックスロースタリー」

・日本のパクリと批判される「MINISOU(メイソウ)」

・大衆点評(Dianping)で高得点な火鍋の店「九鼎轩」

おしゃれ過ぎる上海料理のお店「荷風細雨(He’s House)」

まずは、写真をご覧ください。

上海料理
女性経営者が運営する目でも楽しめる本場の上海料理

このおしゃれな盛り付け!

皆さん、日本でこんな中華料理見たことありますか?

「こんなステキな上海料理、日本では見たことない」

と案内してくれた会社の後輩(中国人の子)に行ったところ、

「こういう経営者はわざわざ日本に行かない、だって中国の方が儲かるから」

と言っていました。

たしかに、海外で不便さもあり、さらに小さい市場の日本にやってきてレストランを運営するよりも、自国であり、この巨大マーケットを相手にした方がよっぽどやりがいもありそうだ。

全ての料理が美味しくて、見た目も美しくて、感動してしまいました。

でもそれはやはり、上海でも飲食業の競争が激しくなっているからであり、モノ消費からコト(体験)消費へと移っているからだそうだ。

便利さで広がる上海の宅配ビジネス

最近、スマホの普及により、フードデリバリーが定着してきているという。

お昼休みは以前は外に買いにいったり、食べに行ったりしていたが、今じゃもう会社にいる時はほとんどが宅配だそう。

宅配用のポータルサイトがあって、そこにたくさんの企業がデリバリーを出店しているので、そのポータルサイト経由でお弁当をオーダーする。

そうすると、30分くらいで届けてくれるとか。

大きいビルだと、ビルの1階にまとめて色々な店の色々なお弁当が置かれることになり、最近では専用の棚やバイク便置き場などができているようだ。

そこから自分が注文したお弁当を持って、オフィスに戻るという。

もともとはオフィスまで届けてくれていたようだが、あまりにもメジャーになりすぎて、宅配の人でエレベーターが混雑してしまう、ということで、ビル側が専用の場所を用意するほどの活況ぶりのようである。

フードデリバリーするバイク便

ただ、フードデリバリー業界も結構厳しいらしい。

ポータルサイト経由でのオーダーは25%も手数料がとられてしまう。

これは、かなり良い立地にお店を出した際の家賃比率と同程度になってしまうため、デリバリーの売上構成比が3割を超えるとかなりきつい経営状態になるため、デリバリー専門で始めた資本力の弱いベンチャーはかなり厳しい状況だし、レストランも多くが1割程度に抑えているという。

一方でファーストフード(ケンタッキーとか。私の勤める会社の上海メンバーには人気らしい)は、売上の半分をデリバリーが占めているケースもあるらしいが、それは宅配用と来店用でサービスの内容や金額などを微妙に変えて工夫をしているからだそう。

また、ブランドは結構重要。

先ほどのポータルサイトに掲載されていたとしても、どんなお店なのかがわからないものはやはり購入するのには抵抗があるとのこと。

ブランドのある店が強そうだ。

ところで、なんでこんなにも宅配が浸透したのかというと、配送料の安さではないかと思う。

日本でもUberEatsや出前館などがあるが、配送料が高かったり、いくら以上でないと宅配してくれないなどの制限がある。

2名以上じゃないとオーダーすることは少ないし、どうしても店で食べるよりも割高に感じてしまって、1人の時に、しかもランチに気軽にデリバリーオーダーはできない。

その点、中国ではジュース1杯からでも宅配してくれるいう。

そして最近でこそは、1回あたり120円程度(8元とか)の宅配手数料がかかるようだが、それ以前は浸透率を高めるという点でも、宅配料がかからなかったという。

そして、そうこうしているうちに、とても便利なので、今では宅配料がかかっても(安いし)、デリバリーしてもらう習慣が根付いたということだ。

デリバリーでランチする人をWechatで募って、誰かが1人まとめてポータルサイトからオーダーする。みんなは自分の分と宅配料を人数割した分をWechat payで支払うということが当たり前の日常だそうだ。

日本では「割り勘PayPayでいい?」と聞くと、「いや、ちょっとそれは・・・」と言われることがまだまだ多くて、すっかりこのあたりは中国に遅れをとっていますね。

さて、宅配といえば、次に紹介したのが、盒马鮮生(フーマー)です。

あれ?スーパーじゃないの?と思うかもしれませんが、こちらもかなり進化を遂げています。

アリババが運営するキャッシュレススーパー「盒马鮮生(フーマー)」

なぜ盒马鮮生(フーマー)が日本でも話題になっているかというと、まずはアリババが運営しているから、ということがあるかと思います。

世界時価総額ランキングベスト10入りする

アリババをご存知ない方もいらっしゃると思うので、簡単に言ってしまうと、Amazonみたいな感じで、日本でいうと、楽天みたいな感じです。

中国ではめちゃくちゃ利用度が高くて、世界的に見ても時価総額ランキング7位あたりに位置しています。

ちなみに、その上はマイクロソフト、アップル、Amazon、アルファベット(Google)、Facebook、バークシャー・ハサウェイで、その次に続く世界的な企業です。

そんなアリババが出したスーパーということもありますし、完全キャッシュレス、そして宅配サービスの充実という、もう利用者にとってはこの上なく便利なスーパーということですね!

店舗から3km以内の距離であれば30分以内に配達もしてくれます。

「あ、醤油、切らしちゃってた」

みたいなことになったら、スマホでピッと購入ボタンを押せば30分以内におうちまで商品を届けてくれます。

店内を見ていると、天井にはレールがびっしり敷き詰められています。

で、しばらく見ていると、買い物袋みたいなものがレールを走っていくんです。(実際は吊る下げられて)

買い物袋が天井を走る店内

さらに店内を見ていると、同じ買い物袋を持った店員さんが店内の商品を袋に詰めていっています。

そう!つまり、スマホアプリからオーダーすると、店内にから商品をピックアップしてくれて、それがそのままバイク便か何か注文してくれたお宅まで運ばれるという仕組み!

そう!まさに、店舗なのに、倉庫の役割まで果たしちゃっている感じなのです!

しかも、アプリで決済も終わっているから、商品を受け取るだけ。終わり。

でも、そうすると、なんでリアル店舗をわざわざアリババは出店したの?ってことになると思うんです。

だって、もともとECの会社でしょ?って。

でも、皆さんも思い返して欲しいんですけど、野菜とか魚とかお肉とか、フレッシュなもの選びたくありません?

干からびた野菜とか嫌だし、もうとっくに死んでました、みたいな魚も美味しくなさそう。

そう、盒马鮮生(フーマー)では、生簀があるんです!

魚が泳いんでいるです。

生簀では魚が泳いでます

あさりを自分で網で救えるんです。

自分でアサリを救う女性

なんなら、カエルだっているんです!

きっと食用なんでしょう、このカエル・・・

そう、自分の目で見て鮮度を確かめたい人は、こうしてリアル店舗で見ることもできるし、一度確認できたら二度目からは、あの生簀から来るんだなと安心もできるのでネットで購入することもできます。

結局、顧客としては、店舗で買う理由があれば店舗に行くし、そうじゃなければネットで買うし。

オフラインかオンラインかどちらかじゃなくて、どっちでもいいし、どっちでもなんですね。

これをOMO(オーエムオー)と言って、オンラインマージオフラインというらしいです。

マージなので、混ざるってことなのですが、オンラインとオフラインの垣根がなくなるということですね。

なお、倉庫の役割を果たす店舗があることで、先ほどの3km以内であれば30分で宅配できるというサービスが可能になっているのだと思います。

日本だと、まだまだこの手のサービスを利用すると、普通に翌日とか、早くて半日後とかですよね。

この30分以内という超便利(=差別化)を実現するためにもオフライン店舗が必要なんだと思います。

ところで、生簀からとったお魚は併設するフードコードで調理もしてくれるらしいです。

今回は利用しなかったのですが、そういう体験も用意されているんですね!

なお、中国は本当にキャッシュレス決済が進んでいて、アリペイかWeChatPayの決済アプリがないと買い物すらできません。

決済アプリでしかお会計できないセルフレジ

私が行った店舗では、一箇所だけ現金決済させてもらえるレジがありましたが、外国人の列ができていました。

なんせ、外国人は中国の決済アプリを使えないんです。

中国国内の銀行からしか入金することができないので、外国人はアプリにお金を入金することができないのです。。

なので、お店に入る前に、本当に「現金使えますか?」と確認してから入らないと、アプリしか決済できないお店もいっぱいあるので、お気をつけください。

クレジットカード使えると言われても中国国内のクレジットカード限定だったりもするので、要注意です汗

外国人にはさらに厳しい中国事情

そして、お次に紹介するのがこの2つ。

・待っている人7人なのに待ち時間100分の「HEYTEA(喜茶)」

・飲んびりさせる気ゼロ、でも話題の「Luckin coffee」

です。

まず、HEYTEA。

会社の人に行った方がいいよ、と言われたので行ってみました。

日本のタピオカブームだからかなーなんて思って行ってオーダーしたら、なんと100分待ちだとか。

え?

お客さん7人くらいしかいないですよね??

混んでいるように見えないHEYTEA

せいぜいまっても20分じゃない?

と思ったら、そこはスマホ社会。

アプリで事前に注文している人が大量にいて、みんなお店には商品を取りに来るだけ、という習慣が出来上がっているようです。

同じことがLuckin coffeeにも言えて、店内はガラガラなんです。

何がガラガラって、カフェのくせに席がないんです。

席がほとんどないカフェ

のんびりさせる気ゼロ、みたいな。。

つまり、こっちもスマホで事前に予約して出来上がるころに取りに行くスタイル。

スタバよりも安くて、味も美味しい。

しかも、取りに行くのが主流だから大きな店舗もいらないので出店コストもかからない。

なんと創業1年間で2000店舗も出したとか。

先に紹介した通り、デリバリーも発達しているので、ここのコーヒーもデリバリーしてもらえるらしい。

スタバキラーと呼ばれているようですね。

中国のユニコーン企業です。

ほんと、中国はこういう低コストで面を取りに行くというのが得意なんでしょうね。

2日目の昼に入ったお店が衝撃でした。

アルミホイルが鍋&皿代わりのアサリが売りの鍋料理屋さん

超低コストオペレーションな鍋屋さん

これ、皿です。

なんなら、その前は鍋でした。

そう、鍋も入らなければ、皿も不要。

もっというと、使ったらそのまま捨てちゃえばいいから洗う手間もない。

なんて、安上がりなんだ。

これならどんどん出店もできるし、食材にお金をかけられる。

実際、美味しかったです。

一転して高級路線も見てきました。

こちらは2度目の訪問になるのですが、2017年にアジア初としてオープンしたスターバックスリザーブロースタリーです。

日本より先にオープンした「スターバックスロースタリー」

今年、東京中目黒にも上陸しましたね!

もう皆さん、行かれましたか?

私も目黒川の花見シーズンに行ってきました。お花見で激混み、オープン後まだそんなに日も経っていなくて、激混み。

結局何も買えずに、座れずに見学だけして帰ってきました。

上海に行かなくても、十分その世界観は中目黒で味わえます。   

生豆から焙煎してコーヒーになるまでのストーリーが目の前で繰り広げられます。

お豆を乗せたレールがそこかしこに敷かれ、テーマパークのようです。

コーヒーの飲み比べができたり、チョコレートとのペアリングができたり、普段の店舗では味わうことのできないコーヒー豆の種類、淹れ方。

ロースタリーだからこそ体験できる、コーヒーの世界が広がっています。

焙煎したコーヒーを目の前で淹れてくれます

本当に、コーヒー好きにはたまらない、もう一度スターバックスのファンにしてくれる空間です。

ところで、一点大きく違うのは、やはりキャッシュレスなところ。

モバイル決済ができる中国人は並ぶ必要もほとんどなく、店員さんが小さな端末でお会計をしてくれる。

一方、外国人は従来通りレジに並ぶ。

ちょっと混んでいる時もオーダーして商品が出来上がってくるまで、店内をブラブラしていられる。

だって、アプリがドリンクの完成を教えてくれるから。

それから、ARもありましたね!

特定の場所でスマホをかざすと焙煎方法やコーヒーの淹れ方などが画面上に現れます。
これも楽しい体験でした^^

そして、おまけはこちら。

日本のパクリと批判される「MINISOU(メイソウ)」

どこか見覚えのあるようなロゴ・・・?

日本人がデザインをしたというこちらのロゴ。
ユニクロ、無印良品、ダイソーを想起させますね。

実際に商品も本当に日本製であるかのような巧妙な作りになっていました。

なので、日本のメディアはパクリだ!と報道しています。

一方で、最近のnewspicksで特集されていましが、「パクリ」だとか馬鹿にしてますが、圧倒いう間に元のモデルを抜いてしまっています。

https://newspicks.com/news/4178027/body/?ref=series

この記事を読む限り、
しっかりとしたマーケティング
圧倒的なコスト管理
そして、中国人ならではの大胆な投資
がされていることがわかります。

この上海旅行の記事を通して何が伝えたかったかというと、本当に中国の発展は目覚しいんです!

日本でテレビばっかり見ていると、爆買いとか中国人のマナーとか、そんな悪いところばかり報道されていて、テレビばっかり見ている日本人は中国を下に見ている人が少なくないと感じます。

でも、実際に上海に行ってみると、

もう空気はくすんでいないし、
街中はゴミだって落ちていないし、
車のクラクションだって響かない。
なんなら監視社会で、信用スコアがアプリでついちゃうから皆さんマナーも良んです。

そういう中国の一面を皆さんに知ってもらえたらなと思いました。

高層ビルのてっぺんまで見えるようになった空気

動画もアップしています。
こちらは実際の状況をもっとリアルに感じてもらえると思います^^

最後おまけです!

中国であると便利なもの

①vpn付きのWifiもしくはSIM

中国は基本的にどこでもWifiが無料で使えます。

しかし、規制がかかっているため、アメリカが開発したサービスは開けないものが多いです。
Gmailとかfacebookとか、Youtubeとか。
Lineも無理だったかな。

そして一番困るのは、GoogleMapが使えないこと。

なんせ日本ではGoogleMapが当たり前すぎて、ないと都内での行動すらままならないほどの頻出アプリ。が、使えないとなると大混乱です。

しかし、vpn付きのWifiやSIMを利用すれば日本と同じ環境でいずれのサービスも使えるので是非持っていかれるのをおすすめします。

②配車アプリDiDi

中国はとにかく流しのタクシーが捕まりません。

そして、Uberもありません。

なので、中国版UberであるDiDiというアプリを事前にインストールしておくことをおすすめします。

「事前」というのがポイントで、現地に行ってからやろうとすると、ショートメールでの本人確認が必要なので、電話が使えない状況下ではアプリをアクティブにすることができません・・・。

③口コミサイトの大衆点評

食べログの、飲食店に限定しない版みたいなアプリです。

飲食店はもちろんのこと、美容系、鑑賞系、観光地など幅広いジャンルの口コミサイトです。

これがあれば、美味しいお店を探すこともできますし、面白そうなスポットを見つけることができますので、是非入れて行くといいと思います!

ちなみに、冒頭の上海料理レストランはこちら。

http://www.dianping.com/shop/107480398

そして、もう一個たまたま入った火鍋屋さんも点数が高かったので共有しておきますね!

http://www.dianping.com/shop/35450435

何種類ものソースを自分でアレンジできてすっごく楽しかったです!

20種類ほどのソースを自分流にアレンジできる

ぜひ、上海を未来都市という観点で旅行してみるのはいかがでしょうか?

中国に行く際の注意点3つを動画にまとめました。

今回も最後まで読んでくださってありがとうございました!

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