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WeWorkが学校WeGrowをスタート!

bloombergの記事によると、WeWorkは2018年の秋、ニューヨークに私立小学校をつくるという。
現在は、子供たち7名をテストケースとしてプログラムが進行しているが、来年は65人以上の学生の入学を予定しており、最年少は3歳、4歳になるという。
3歳、4歳のクラスにそれぞれ10人、幼稚園の1年生、2年生、3年生、4年生にそれぞれ15人ほどとし、12年生まで進むことができる。

学校の名前はWeGrow。

参照:WeWork

プログラムの内容としては、
広大な農場で1週間のうち1日を過ごし、残りをマンハッタンのWeWorkスペースで過ごす。
数学や読書など基本的なことを学ぶほか、WeWorkの従業員や顧客である起業家からビジネスレッスンを受けることができる。
さらに農場経営から実践的なビジネスも学ぶことになる。

何がすごいって、子供たちは自分の興味があることに関して、ほぼどんな領域でもプロたち(WeWorkにいる起業家)から教えてもらえる環境ということ。
例えば、写真が好きなのであれば、そこにはプロの写真家が席を置く。たくさんの素敵な写真を見ることもできれば、プロの技に触れることだってできる。
よく、若いうちから本物に触れることが大事とは言われているが、まさにWeGrowの環境こそがそうなのだ。

この学校を世界中のWeWorkに開校していくという。
そして、初等教育にとどまらず高等教育、ゆくゆくは生まれてから死ぬまでの教育を人々に提供したいと考えているようだ。

「We」ブランドの発展

「We」ブランドは、コワーキングスペースの「WeWork」だけでなく、小学校の「WeGrow」、家具付きアパートで共同生活を提供する「WeLive」、そしてウェルネスとスピリチュアルと起業家精神を結びつけるジム設備、共同サウナ、ヨガクラス、コーディング・ブートキャンプを備えた施設「Rise by We」 などどんどんその領域を拡大している。

六本木Ark HillsのWeWorkオフィスツアーの際に聞いた「WeWorkは不動産業ではない。コミュニティサービス業だ」という言葉がこの展開からよく理解できる。

WeWorkオフィスツアーの記事はコチラ

家と職場に境界線はない

“there are no lines” between work and life or home and office.

WeWorkのCo-founder & CEOであるAdam Neumannは、彼の家族には
仕事と生活、家と職場に境界線はない
といいます。

実は、私たち日本人にとってこれは決して新しいことではない。
私たち20代、30代の世代からすると、家庭と職場が分離されて久しいが、親の時代、もっというと祖父母の時代には家が職場だったのは皆イメージがつくだろう。

女性の社会進出が進めば進むほど、この分離された環境は深刻な問題を生む。
学校が終わった子供たちは、両親が帰ってくるまでひとり家で待たなければならない。
やっぱりこれは寂しい。強く孤独を感じる子も少なくないだろう。

しかし、Adam Neumannの言葉の通り、家と職場の境界がなくなれば、ひとりで親の帰りを家で待つこともなくなる。
親が仕事をしていても、そのそばにいつもいれるようになる。
だから、女性も子供の心配をすることなく、仕事にも打ち込めるようになる。

それこそが女性の社会進出をもっとも後押しするのではないか。

今後も「We」ブランドの活動から目が離せない!

※アイキャッチ画像の参照:Photographer: Katelyn Perry/WeWork