skip to Main Content
企業経営における女性活躍推進のメリット

企業経営における女性活躍推進のメリット

”女性が活躍したらよいのはわかっている・・・
社会的にそういう雰囲気だというものもわかっている・・・
でも、うちの会社はもっと他に喫緊でやらなければならないことがあるんだ・・・”

このような声が特に中小企業の経営者さんから聞こえてくること、しばしば。

そんな経営者の方が、「やっぱり本気で女性活躍に取り組もう!」と思ってもらえるように、今日は企業経営における女性活躍推進の価値」に関して書いてみたいと思う。

経済産業省のいう女性活躍推進のメリット

経済産業省が出している「平成 28 年度企業における女性活躍推進支援の在り方に関する実態調査」によれば、女性の活躍を推進し、人材登用を積極することは企業にとって下記のようなメリットがあるという。

1.多様な市場ニーズへの対応

女性人材を商品企画部門や研究開発部門など幅広い部署・部門に配置し、積極的に登用を進めることによって、「自由な発想」が生まれ、イノベーション、すなわち多様な市場ニーズに対応した新しい商品やサービスなどの開発につながることが期待されています。

今まで商品開発の中心に携わってきたのは男性である。
もう様々な企業の事例で聞く話ではあるが、女性が主なユーザーである商品・サービスの検討をおじ様たちがやっていてうまくいっていなかったところに、女性が意見を言える場を与えられたところヒット商品が生まれた!とか、男性の視点だけで作られたCMが炎上してしまったり・・・。

私もある会社の新卒採用の動画で、ある女性社員が仕事で失敗して落ち込んでいるところ、先輩の男性社員に頭をポンポンされて慰められ、それに満面の笑みで応える女性社員というシーンを見て、同僚の女性と思わず顔を見合わせてしまったことがある。

誰か女性がこの作品に対して意見を言える立場にあったら、きっとこのような仕上がりにはならなかっただろう。
もしかすると、今頃、なぜうちの会社には女性の応募が少ないんだ?と経営陣が頭を悩ませているかもしれない。

2.リスク管理能力や変化に対する適応力の向上

同時に、組織の多様性を高めることは、日本企業のグローバル展開が加速する中、世界中の様々な市場への適応力を高め、リスクに対する耐性を高めることにもつながると考えられています。特に、女性の取締役や監査役が在籍することによって、業務執行に対する監督(モニタリング)がより多様な視点から行われることが期待されます。

これだけグローバル化されてくると、さすがに日本国内だけで、日本企業と戦っていけばよいと思っている経営者もいないのではないかと思う。
しかし、グローバル化するということは同質ではないものを受け入れて、同質ではない世界へと進出するということでもある。
そのような中で同質の人同志が集まって経営戦略を考えたところで、多様なアイデアは生まれないし、大事なリスクを見落としてしまうことだって大いにある。

どれだけ異質なものを取り込めるかが、その企業の適応力を高め、リスクに対する体制を高めることにつながるだろう。

女性を異質なんて言っていたら、その企業の行く末が心配だ。
もっともっと異質なものが世界にはある。
なので、手軽なところで、女性からスタートしてみてはどうだろう??

ところで、少し話はそれてしまうが、日本において上場企業に女性の取締役や監査役がいる割合はたったの20%程度だ。
特に業界によってばらつきがあり保険業界は80%近くなるのに対して鉄鋼、紙、鉱業は12%程度にとどまる。

また、多くは弁護士や会計士などの社外の資格者である。

社内取締役はまだまだ少ない。

3.資本市場における評価の獲得、長期・安定的な資金調達

欧米をはじめとする諸外国においては、取締役会のダイバーシティが、コーポレートガバナンスにおける重要な要素と認識されるようになっており、年金基金等をはじめとする機関投資家が関心を強めています。特に、海外では、ダイバーシティへの取組状況をはじめとする ESG 要因を考慮した企業評価や格付けに基づく ESG 投資が拡大しており、年金基金等が積極的に ESG 投資を採用しています。国内においても、女性活躍を評価・後押しする金融商品が増えてきています。女性活躍を推進するとともに、資本市場に向けて情報開示を行うことによって、資本市場における評価が高まり、長期・安定的な資金調達にも貢献することが期待されます。

現在世界では「環境・社会(人権)・ガバナンス(企業統治)」に力を入れる企業への投資が急増している。
ESGとはEnvironment・social・Governanceの英語のかしら文字をとったもので、急増している背景にはグローバル化した企業が人権問題や環境問題などで、NGOなどから責任を問われたり、不買運動に発展したりするケースが増えたことがあげられる。

また、先日facebookでもシェアした大和投信の「椿」。
国内における女性活躍により成長が見込まれる企業にの株式だ。
(1)女性の活躍を推進する企業 (2)女性の社会進出を助ける企業 (3)女性向け商品・サービスを提供する企業 (4)女性の所得増加で恩恵を受ける企業の4つのテーマに着目して選ばれており、1年で10億円だった純資産総額(残高)が143億円にまで増えた。

4.労働市場における評価の獲得、優秀な人材の確保・維持

わが国は、女性の労働力率・女性管理職比率のそれぞれについて、近年、上昇傾向が見られるものの、諸外国と比べて低い水準となっています。企業にとっての優秀な人材は、男性・女性ともほぼ同じ割合で存在しているという前提に立てば、男女間の労働力率・管理職比率の差は、優秀な人材でありながらも、その能力を十分に発揮することが出来ていない女性人材が一定程度存在している可能性を示唆しています。企業の人材採用や登用において、その母集団を拡大することは、真に優秀な人材を確保することに繋がることが期待されます。

仕事ができないと言われている人が、環境が変わったとたんに急に力を発揮し始めるということは少なくない。

私の勤めている会社でも、まったく女性が活躍できない部署がある一方、当たり前のように女性が管理職になっていく部署がある。同じコンサルタント職で、同じ会社なのに・・・である。

日本人男性の数が頭打ちになっている中、今後人材を確保しようとなると、女性、外国人、シニアなどを積極的に雇用し、活躍してもらう必要ある中で、画一的な人材しか活躍させれないマネージャーだけをそろえるべきではない。

おそらくすでに多くの企業には女性社員がいるはずだ。
そして、うちの女性社員の中からは管理職が務まる人材はいないとも考えがちだ。
まずは、二人でも、一人でもいいので、あなたの会社にいる女性の力を引き出してみるところからスタートしてみるのはどうでしょうか?
きっと、思わぬ効用を感じずにはいられないだろう。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

女性活躍が進む企業が選定される「なでしこ銘柄」
取り組み事例もまとめている下記の記事もよろしければお読みください。

参考になったよ!という方はぜひfacebookに「いいね!」もお願いします^^

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Back To Top
丸の内ブログ、がんばって更新しています!毎週1件以上、働き方に関する情報発信をしています!
ぜひFacebookの「いいね!」お願いします!