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慶応院卒、30歳前半で二児の母。一見完ぺきな人生を送るAさんの憂鬱

慶応院卒、30歳前半で二児の母。一見完ぺきな人生を送るAさんの憂鬱

インタビュー第一弾は、女性のロールモデルと言われるような人生を送っているAさんをピックアップさせてもらった。

Aさんは慶応の大学院を卒業し、大学時代から勉強してきた分野を活かせる就職先に内定を決める。
就職から2年、大学時代から付き合っていた彼と、多くの女性が「30歳までには結婚したいよね」と焦る手前の28歳で余裕のゴールイン。

30歳で第一子、32歳で第二子を出産。

私たち世代が想い描くライフプランをまさに地でいっており、周囲の女性たちからは「いいなぁ」が思わず出てしまう。

みんながうらやむ順調な人生を送っているAさんだが、実際の生活はどうなのか??

 

自分が妊娠を望んだはずなのに・・・

結婚してすぐのころは、旦那さんが夫婦だけの時間がほしいということで、すぐに子供をつくることはなかった。

ただAさんも適齢期。

高校時代の友人たちに子供ができはじめると、
「やっぱり可愛い!こどもが欲しい!」ということと、
不妊治療している友達からも、
「すぐにほしいと思ってもできるとは限らないよ」
と言われて、旦那さんに相談。

旦那さんもAさんの気持ちを理解してくれて、子供を作ることに。
つくろうと思ったら超健康体のAさん、すぐに妊娠する。

しかし、妊娠を望んだはずのAさん、いざ妊娠してみると心境の変化が・・・

「みんなに申し訳ない」

当時Aさんは29歳。
もともとやりたいと思っていた仕事をやらせてもらっていたり、仕事も任せてもらえるようになり責任ある仕事も増えてきていた。
複数人で行うプロジェクトにもアサインしてもらっていたた。

そのため、いざ妊娠してみると、

一緒に仕事をしている人たちに迷惑かけちゃう・・・

そう思ったという。

産まないという選択肢はなかったものの、周りに気を遣うAさんは尊敬する女性の先輩や上司に相談をした。

そうすると、

「待っているよ!」
「早く戻ってきてね!」

と快く送り出してくれたため、産休・育休が明けたらすぐに戻るつもりで休みに入ることにした。

 

最短で仕事に戻るために色々と準備したのに・・・

結婚を機に購入したマンションは墨田区。
周辺の区よりも保育園に入りやすいとは聞いていたが、待機児童の数などまでは考慮していたわけではないので、最短で仕事に戻るために情報収集や保育園回りはかなり行ったという。

なんとか第三希望の保育園に入れることが決まり、復帰の目処が経った。

慣らし保育や、自分自身のブランクを埋めるために準備もした。
満を持して職場に復帰をした。

それにも関わらず、、、

自分のポジションがなくなっていた。。。

担当していた仕事があったし、早く戻ってきてほしいと言ってくれていたから、最短で戻れるように色々とやってきた。

でも、
実際に仕事場に戻ったら、自分のポジションには新しく雇われた人がいた。

やろうと思っていたことがなくなっていた。
戻ろうと思っていた場所がなくなっていた。

なんだか、とてもショックだった。。。

会社だから仕方ないと頭ではわかっていても、心のどこかでは納得できない部分が残った。



新しく担当になった分野に、やりがいを感じることができなかった。

元いた部署は、その会社の中でも花形部署。
自分が出したアウトプットに対して、たくさんの反響が返ってくる。
忙しくてもすごくやりがいを感じていた。

でも、新しく担当になった分野は・・・

正直、今まで誰もやっていなくても成り立っていた分野。
実際に以前と同じようにアウトプットを出しても、返ってくる反響はすごく少なかった。

母親になったから仕事がなくなったのだろうか・・・
休みに入る前の仕事が、そもそも評価されていなかったのだろうか・・・
それとも、単なる配置換えということなのか・・・

どういう理由でこうなったのか、はっきりわからないまま、もやもやが続いた。

とにかく、そこに戻れないとわかったときはショックだったという。

 

本当はもっとやれたよね

復帰してすぐに第二子を妊娠した。

前の部署の上司に相談したら

「ちょうどよいタイミングなんじゃない?今、大した仕事をしていないんだから、10年後のキャリアを考えたらちょうどいいんじゃない?」

と言ってくれた。

その上司は、私が第一子を出産直後、配置換えをされて腐りそうになっていたときにも、

「ぶーぶー文句言ってくさるんじゃなくて、その仕事を5年やってみろよ。それでもつまらなかったらまたいってこいよ。腐らずにがんばれ。」

と発破をかけてくれた人だ。

女性の尊敬している先輩からは、

「私は高齢出産で一人しか産めなかったので、産めるうちに産んだ方がいい」

と言ってもらった。

それを聞いて、安心して産休に入ろうと思ったという。

それでも、最後の抵抗じゃないけど、最後の最後まで残業してまで働いた。

どうしても一個大きな仕事をしてから休みたかった。

「一年いなくなちゃうけど、あの人がいい仕事してくれたよね」
って思われて休みに入りたかったから。

32歳5月から33歳4月まで産休に入る。

 

ところで、産休に入る前に、今の部署の課長からこんなことを言われた。

「本当はもっとできたよね、復帰直後だから言わなかったけどね。戻ってくる時には、どうしたいかを決めてから戻ってきなね」

と。

上司には、バレてたんだ・・・

 

第二子出産後の今の方が、仕事が充実している

第二子を出産して復帰してから8か月が経った今、
量も、集中力も、自分への負荷も全然増やしているという。

1人目の時は面白くなかったから、平均点狙いだった。
今は120点狙いでいっている。
周囲からも、そんなにやらなくてもいいんじゃない?と言われるくらい。

自分の中でタスクを作って超えていくことで、自分が仕事をしているという実感が得られる。

Aさんの担当している分野は、社内ではまだ誰もやっていない分野。

今は誰も興味をもってくれないものでも、
新しいことをやればやるほど、面白くなるし、反響も出てくると思う。
うちは海外のリサーチをして会員企業に提供している会社なんだけど、私が担当しているのは東欧。
エストニアとかね。

今、そのエストニアが注目を浴びているのは、このブログを読んでくださっている方々ならご存知だと思うが、Aさんのその引きの強さに感心する。
きっと、あっという間にAさんは自分のポジションを確立するだろうと思う。

 

後輩の女の子にも、自分の娘たちにも憧れられる存在でいたい

最後に、これからどんな働き方、生き方をしたいのか?と質問をAさんに投げかけてみた。

自分が楽しく働いていることの方が、後輩のためになると思う。
子供を産んでも出張にもいけるというのを知ってもらいたかった。

緩い働き方もあると思うけど、それだとそれくらいの評価のされ方しかされない。
担当する仕事も、どんどんどうでもよい仕事になっていくと思う。

それでも良いっていう人もいるかもしれないけど、彼女はそうじゃない道をいきたかった。

偉くなって自分のしたいことをしたいし、後輩を指導できる立場になりたい。
そうなるためにも今はまず、良いアウトプットを出して、信頼されないといけないって思う。
だって、速く走れるようになるためには、女性だって坂ダッシュしないといけないでしょ。
坂ダッシュもしないで速く走れるようになりたいなんて、そんなの虫が良すぎ!

と、元陸上部マネージャーらしい回答 笑

そして、

二人目が生まれて、いい意味で気が抜けた。
良いお母さんでいられないということがわかった。
だって、できることしかできないから。
家も、仕事も。

できることの中で何をしたら最大限ハッピーかを常に考えている。
仕事は、人より早く帰らないといけないけど、
お尻がいつも決まった仕事の中で、どうやって効率化するか。

第一子の時は飲み会にもいかなったけど、今は月1回は飲み会にもいっている。
ちょっと悪い妻であり、ちょっと悪い母であり。って感じかな。

 

ひとりの女性としての自己実現もしたい

女性は良い意味で欲張りだ。

着たい服を我慢するとか、履きたい靴を我慢したくない。

私は、母であり、妻であり、会社員でもある。

友達と飲みにだっていきたい。
でも、ご飯つくって、洗濯終わらせてから出ていくんだけどね笑

子供が一番であることは変わらいけど、仕事も全力でしたいのだ。

子供と仕事が7:3なのか、5:5なのかわからないけど、その最適なバランスを常に探しているのだと思う。

キレイなママであり、妻であり、自分であると、子供も嬉しいし旦那も嬉しいし、何より自分も嬉しい。

昔は、男の人と対等に戦いと思っていたから、うまくいかなかったこともあったという。

最近はみんなかわいく見える。
30過ぎて色々なものがすとんと落ちた感じがする。

昔は上手にできなかった会社に対する不満とか家に対する不満とかも、今はうまく解消できるようにもなっているのかもしれない。

 

仕事では自分の可能性を、プライベートでは子供たちに可能性を!

二児のままでも海外赴任したい

家族にとっても自分にとっても大変だとは思うけど、海外赴任はずっとしたいと思っていたし、できる環境だからいつかはやりたい。

自分のやっている国は注目されていない国だけど、色々な人にわかってもらいたし、新しい価値を提供していきき、いずれは東欧に関して一番詳しい人を目指すという。

プライベートは、子供たちが元気に健やかに育ってくれたらいい

家族に関しては、特に考えていないかな。
でも、子供たちも海外に興味をもってくれたらなと思う。
子供達には語学を身につけられる環境を用意してあげられたら、可能性が広がるんじゃないかな。
ママみたいになりたいと言ってもらえるようにやっていきたいなって思う。

(終わり)

 

編集後記

ずっと書きたかったインタビュー記事。
第一号になってくれたのは、大学時代からの親友。
しっかりしていて、いつも周囲の人を優先するAさんだ。

Aさんの人生は、離婚もしていて、子供もいない私からすると、もう完璧。
絶対に彼女から話を聞きたいと思って実現した今回のインタビューだった。

印象的だったのは、第一子、第二子と子供産むたびに、彼女の思考に変化が表れていたこと。そして、彼女が女性としてもすごく魅力的になっていたことだ。
第一子を産んだ直後は、すごく「お母さん」という感じだった。
自分のことよりも、子供のこと。自分は二の次、三の次。
化粧っけも全くなくなっていた。

しかし、今回会ったら、休日だったので化粧はしていなかったものの、それでも女っぷりが上がっていたのを間違いなく感じた。
なんていうか、すごい頼りになる母でありながらも、女性としての自信みたいなものが感じられて、10年以上付き合いがある中で、今の彼女が一番が素敵だなって思った。

正直、私は母になることが不安だった。
母になると女じゃなくなる、、、とか、
すべて子供のための生活になる、みたいな話を聞いていて、
ああ、これは私には無理なのかもしれない・・・と思うこともある。
しかし、Aさんを見ていると、やり方次第、捉え方次第だなって思える。

「お片付けー、お片付けー」といいながら、子供たちが散らかしたお菓子を片付けをしながら私のインタビューに答えてくれました。

あ、次女が長女の頭をかじってる!

そんな次女を制しながらいくつも同時にこなす彼女がさらに逞しく、素敵に見えました。

インタビュー協力してくれてありがとうね!

最後まで読んでくださりありがとうございました。
参考になったよ!Aさん素敵!と思ってくださった方は、ぜひ「いいね」をお願いします。

また、インタビューさせてくださる人も絶賛募集中です。
Aさんも、自分では普通と思っているけど、まだ出産とか未経験の私からしたらすごく参考になった。
みなさんも、特に話すほど特別なことはしていないって思っていても、ぜひお話を聞かせて欲しい。
ご協力してくださる方は、お問合せフォームからご連絡いただけると嬉しいです!

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